血糖とは、血液中に含まれているブドウ糖(グルコース)のことで、膵臓から分泌されるインスリンやグルカゴンと呼ばれるホルモン、甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモンなどによって調節され、一定の量に保たれている。
血糖を調節しているホルモンはいくつもあるが、特に重要なのがインスリンであると言われる。これは食事によって血液中に増加したブドウ糖をグリコーゲン(血糖の補給、エネルギー源に使われる糖類)として組織に貯蔵し、血糖値を下げて一定に保つ働きをしている。
健康な人では、食後でも血糖値が約170mg/dlを超えることはないが、何らかの原因でインスリンが減少したり、インスリンが作用できなくなると血糖値が上昇する。
これが糖尿病と言われる病気である。
血糖値は、糖尿病をはじめとする膵臓疾患、膵臓ガン、肝硬変、慢性肝炎、妊娠、ストレス、過剰栄養などの病気ばかりではなく、肥満、暴飲、暴食、運動不足、ストレスなどの環境によっても上昇する。
つまり、これらが糖尿病の危険因子、なかでも肥満が最も強い危険因子である。
検査前の注意事項としては、前日夜9時から絶食し、朝一番に空腹の状態で測定を受ける。