LDH ( Lactate Dehydrogenase : 乳酸脱水素酵素 ) は、細胞内で「糖」が「エネルギー」に変わるときに働く酵素の一つで全身の細胞に存在するものとして知られている。
標準値 200 ~ 400 IU/L
LDHは、肝臓の中に含まれていて肝細胞が障害を受けると細胞の外に出てきてLDHの値が上昇することから、肝臓機能の検査をするときのひとつの項目と成っている。
LDHの値から想像できる肝臓の変化は
・一時的に標準値の4~5倍に上昇するとウイルス性肝炎
・標準値の2倍以下の上昇では、アルコール性肝炎、脂肪肝、慢性肝炎、肝硬変
・LDHの値がGOTやGPTの上昇より高い上昇率の場合は、肝臓ガン
これらの症状が疑われるとされているが、急性心筋梗塞でも上昇する事が知られている。
LDHは、肝細胞の他、心筋、骨格筋、血球などの全身のあらゆる細胞に存在するためにそれぞれの細胞の障害で値が上昇する。
検査前の注意事項としては、LDHは骨格筋細胞にも含まれているので激しい運動をした翌日までLDH値が上昇する可能性があるので、検査前日、当時の運動は控える様にすると良い。